歴史
1431年、アユタヤ王朝のボラマラージャ2世はアンコール・トムを占領し
王子をアンコールの総督に任命した。
しかし、王子が病没すると王はアンコールを捨て去り、かつてアンコールに住んでいた
クメール人たちはアユタヤの侵略を恐れて西へ西へと移動していた。
かくしてアンコールは無人の都市となり、19世紀にフランス人アンリ・ムーオに
発見されるまで歴史の陰に隠れ、その存在を知るものはいなかった。
……かと思いきや、17世紀にはアンコール・ワットを祇園精舎と勘違いして
徳川家光に報告した通訳島野兼了、寺院の柱に落書きを残したことで有名な
森本右近太夫、2人の日本人がアンコールを訪れている。
いまひとつ、隠れっぷりが足りないね。