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ティムール(1336-1405)
ティムール帝国の創始者。バルラス部の出身。
西チャガタイ＝ハン国の有力貴族の出身であったが、ティムールが生まれた頃には既に一族は没落していた。
東チャガタイ＝ハン国の侵攻という混乱の中で頭角を現し、1370年に政敵のフサインを殺害しマー＝ワラー＝アンナフル地方の覇権を握った。
遠征先で徹底した破壊・略奪を繰り返す苛烈な侵入者であったが、
トルコの民話『ナスレッディン＝ホジャ物語』に登場するティムールは侵略者の威風を感じさせない。
やっぱり、アンカラの戦いが尾を引いているのかな。