2005-12-09 歴史 18世紀の哲学者ヴォルテールは学術活動の傍ら、利殖活動にも精を出しており、多額の利益を得ていた。 彼を宮廷に招いたフリードリヒ2世は「おどりゃ、大層なことを言うときながらなにをしとるんじゃ」 とヴォルテールの行状に不快感を示し、後にヴォルテールがベルリンを去ることの一因となった。 また、宝くじの欠陥につけこんでン十万ルーブルの大金を得たこともあるヴォルテールは、 以下のような格言を残している。 「宝くじは頭の悪さに対する税金である」 なるほど、ごもっともで。