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歴史

(蒼き狼と白き牝鹿・未登場人物伝本日分の追加人物より)
オスマン帝国の皇帝メフメト2世を追加。
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ヴラド=ツェペシがオスマン軍の兵士を串刺しにしている様を見て、メフメト2世は
「あれは悪魔の所業だ」とのようなことを言ったが、メフメト2世もヴラド=ツェペシ同様
残虐な性質の持ち主であった。
ヴェネツィアから画家ジェンティーレ=ベリーニを招き、洗礼者ヨハネの斬首図を頼んだときのことである。
ベリーニが出来上がった絵を見せると、メフメト2世は激怒し、そばにいた奴隷の首を刎ねてこう言った。
「首を刎ねられた人間の口の端はこのように痙攣しているが、この絵には痙攣が描かれていない」
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ちなみに、ジェンティーレはメフメト2世の肖像画を描いており、肖像画は現在ロンドンの
ナショナルギャラリーに所蔵されている。