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姚広孝(1335-1418)
明の政治家・僧侶。字は斯道。号は道衍。
14歳の頃に出家し、道士・席応真の元で陰陽道から仏法・兵法といった諸学を学ぶ。
1385年から推挙を受けて燕王朱棣に従い、北京の慶寿寺の住持となった。
建文帝が諸王の弾圧を図ると朱棣に挙兵を勧め、前線での作戦の立案と本拠地の北平の防衛に活躍した。
永楽帝即位後は僧録左善世・太子少師の職を授けられ、政事のほか『太祖実録』『永楽大典』の編纂に参与した。
しかし、建文帝の廃位を促したことが故郷の人間から非難され、彼が帰郷した時には姉さえも顔を合わせようとしなかった。