2007-04-02 アイコン 朱棣(1360-1424) 明の皇帝。永楽帝。燕王。洪武帝の四男。 洪武帝存命中は対モンゴル戦で活躍し、武名を轟かせる。 建文帝即位後は危険分子として領土削減の対象となりかけるが、「殺られる前に殺れ」と失脚の前に挙兵する。(靖難の変) さすがの永楽帝も建文帝側の兵力を前に弱気になるが、部下らの活躍もあって帝位を獲得した。 靖難の変で建文帝側の方孝孺・黄子澄らは極刑に処され、李景隆・平安らは助命されるも不遇な余生を送った。 北伐に際しては反対する家臣たちを投獄しており、永楽帝からはやや残忍な印象を受ける。 また、肖像画に描かれているように、結構な髭を生やしていたらしい。