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歴ゲー

・チンギス4
国家:ピンヤ朝ビルマ(1309-1364)
ビルマ北部を支配した王国。
首都はイラワジ河中流・パガン北東部のピンヤ。
1287年にパガンの王ナラティハパテ(タヨウピイェー)は元に屈服、直後にナラティハパテは庶子に暗殺され、子のチョウスワーが即位した。
ビルマの覇権を握っていたパガンの衰退と同時に国内の都市は独立の気運を見せ、パガン東部のミンザインを治めるシャン族のアサンカヤーに至ってはナラティハパテの遺児を殺害する暴挙に出ている。
アサンカヤーは二人の弟と協力してチョウスワーを殺害、王無き北ビルマを支配した。
シャン族の台頭を警戒した元は討伐隊を派遣するが成果は挙げられず、アサンカヤーが朝貢の使者を送ったことでシャン族の支配が認められた。
外圧が解消されるとアサンカヤー兄弟は仲間割れを始め、最終的に末弟のティーハトゥが勝ち残り、都をピンヤに移して王を称した。
しかし、陰険なティーハトゥに愛想を尽かしたか、彼の末子のアサンカイヤーがピンヤ対岸の都市ザガインで独立し、イラワジ河を挟む二つの都市にシャン族の政権が並立する。
ピンヤ・ザガインの間には争いが絶えず、両国の内部でも激しい権力闘争が起こっていたが、1340年ごろから山岳部のマオ=シャン族が伸張すると、双方ともマオ=シャン族の掠奪に晒された。
1364年にピンヤ最後の王ナラトゥーはマオ=シャン族を利用してザガインを滅ぼすことを画策、彼の企みどおりにザガインは壊滅した。
が、マオ=シャン族が自国に攻め込むまでは思い至らなかったらしく、ザガイン滅亡後にピンヤもマオ=シャン族に蹂躙され、ナラトゥーの一族は四散した。
ピンヤに相当する位置―パガンからやや北東にずれた場所に都市を建てると、支配範囲に3つのヒスイが入るようになる。
S2,S3ではパガンを廃都し、交易都市としてピンヤを建てるのも一興か。