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歴ゲー

・チンギス4
国家:アヴィス朝ポルトガル王国(1385-1580)
イベリア半島西部を支配した王国。
首都はリスボン
創始者ジョアン1世は前王朝ブルゴーニュ朝の王ペドロ1世の庶子にあたる。
ジョアンの異母兄フェルナンド1世が没すると、王妃レオノールと取り巻きの貴族が専制を始め、レオノールの娘を娶っていたカスティリャ王フアン1世はポルトガル王位を主張する。
王妃の専制カスティリャの干渉に反発する貴族・富裕商人はアヴィス騎士団長職に就いていたジョアンを支持、ポルトガルは王妃派とジョアン派に二分された。
このポルトガルの分裂を好機と見た隣国のカスティリャポルトガルに侵入するが、ジョアンはカスティリャを撃退、レオノールを放逐して国王に選出された。
1415年のセウタ攻略を皮切りにエンリケ航海王子(ジョアン1世の第五子)の元で積極的な海外進出を展開し、大航海時代の幕を開いた。
15世紀末にバスコ=ダ=ガマによってインドへの海路が開拓され、ポルトガルは東方交易で莫大な利益を得、同時に海外に植民地を増やしていった。
が、1580年にアヴィス家が断絶するとスペインの支配下に置かれ、往年の勢いを失った。
ちなみに、1386年にイギリスとの間で締結されたウィンザー条約は現存する最古の条約であり、21世紀の今日においてもしぶとく生きている。
チンギス4にはジョアン1世・エンリケ航海王子親子が登場するが、いかんせんエンリケ航海王子は登場時期が遅すぎて使う機会が少ない。
なお、エンリケが誕生する1394年よりも前に、ジョアンが戦死(または国王に即位)するとエンリケは出てこないので留意しておきたい。