歴ゲー
・チンギス4
国家:大理国(937-1254)
現在の雲南省を支配していた国家。
建国者はタイ系ペー族(白蛮)の段思平。
部族間の争いは少なくなく、11世紀末には段氏政権はクーデターによって一時断絶している。
1254年にモンゴル帝国のフビライの攻撃を受けた際に無血降伏し、王国は滅亡した。
元朝成立後、雲南はフビライの庶子フゲチの一族が治める梁国の一部となるが、王国滅亡後も段氏は雲南地方の有力者の一員としてなおも健在であった。
また、モンゴルの雲南攻撃はタイ族の南下を活発化させ、スコータイ朝・アユタヤ朝といった東南アジアのタイ族国家成立の引き金となった。
蒼き狼シリーズでは大越大理連合の片割れとして登場していたが、資料の少なさゆえかチンギス4ではリストラの憂き目にあう。
S1からS4まで皆勤を遂げた相方とはエラい差である。
大理と関係の深いフゲチを優遇しようにも、肝心の能力が……。