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ムハンマド=ナースィル(?-1213)
ムワッヒド朝のスルタン。
1212年のラス=ナバス=デ=トロサの戦いでイベリアのキリスト教勢力と戦い、大敗した。
彼の死後、ムワッヒド朝は遊牧民族マリーン族の反乱・国内の異教徒の反乱・重臣間の内訌・ハフス朝の独立によって弱体化し、
13世紀後半にマリーン朝にとってかわられた。
一般に「キリスト教徒にボコられた王」として語られることが多く、『蒼き狼』シリーズでもその経歴を反映して能力は低い。
『ジンギスカン』世界編に登場するムワッヒド朝の統治者"スルタン"は何故か世界トップクラスの能力を持つが、
モデルになっているのはおそらく彼の父であるアル=マンスールか曾祖父のアル=ムーミンであろう。