2006-05-31 アイコン ムカリ(?-1223) モンゴル帝国の軍人。四駿の一人。ジャライール部の出身。 モンゴル統一戦で頭角を現し、チンギス=ハーンの征西においては中国方面の軍事・内政を委任された。 華北の統治と軍閥の取り込みを進めるも1223年に急逝し、彼の死はチンギスを悲しませた。 彼の息子のバートルはアリクブカの乱においてフビライに付き、その功で一族は元朝の有力貴族として存続した。 が、子孫には政争で失脚したアントン・政敵に暗殺されたバイジュ・明に降伏した直後に病没したナカチュと不遇な人生を送ったものが少なくない。 そういえば、ナカチュが明に降伏した後に残された一族はどうなったのだろうか?