歴史
神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世はラテン・ギリシア・イスラムが融合した独自の文化を持つシチリア島で育ち、
そのために高い教養と強い好奇心を持つ人物に育った。
しかし、以下のエピソードに表されるように、好奇心が明後日の方向に飛んでいくこともあった。
フリードリヒは人間が本来話す言葉がどのようなものであるか興味を持ち、生まれたばかりの幼児を一切の言語から隔離して養育した。
こうして育てられた子どもはアラビア語・ラテン語・ギリシア語などいずれの言葉を発することも無く、
親からの愛情が与えられないことで精神に異変をきたし、全て狂死した。
時代が時代なら新秘孔を発見するために木人形(デク)で人体実験をするヤツになっていたかも。