2005-10-22 歴史 哲学者のカントは"変化"をたいへん嫌っており、また非常に規則正しい生活を送っていた。 彼は生涯のほとんどを故郷のケーニヒスベルクで過ごし、生涯独身を通し、一日の生活においては 起床・食事などの時間はほとんど狂いが無く、隣人は彼の姿をみて時計の針のずれを直したほどであった。 晩年に彼が痴呆症に罹ったのは、このような変化の少ない生活を送っていたことが関係ある…… のかもしれない。